実際にフランチャイズ経営をはじめたオーナーさんのうち、多くの方が嫌う業務が経理です。ただでさえ忙しいのに、日々の収益をチェックして仕分ける…考えただけでも憂鬱になりますよね。
そこで、他のオーナーさんが一体どのような手法で経理負担を軽くしているのか、いくつかの事例を取り上げました。
確定申告は税理士に任せてしまおう!
経理業務の中でも、最も予備知識が重要となる業務が確定申告です。
税制は毎年絶えず変動しますから、確定申告時にちょっとした工夫をする事で大きな節税効果が得られるケースもあります。
従って、最新の知識とテクニックを有した税理士さんなどに依頼してしまうのが、時間も手間も最も少ない手段だと言えるでしょう。自分に合った税理士さんを探す為にも、開業前からいくつかあたりをつけておくと良いかもしれません。
会計ソフトは高性能なものを
自分で経理業務を行うならば、いまや切っても切れない存在が、いわゆる会計ソフトです。
無料のものから有料のものまで多種多様に存在しますが、ここは費用を惜しまずに高くて使いやすいものを購入すると良いでしょう。高額なものはインターフェースやガイドなどの機能が充実しており、経理初心者であっても使いやすい仕様スタイルを取る傾向にあります。また、近年注目を集めているクラウド会計ソフトも、更新頻度が高いなどの理由で評価が良く、選択肢の一つです。
帳簿は開業前からつけよう
つい開業後に覚えればいいやと考えてしまいがちな経理ですが、実際に業務を始めると様々な事に時間を取られてしまい、経理にばかり構っていられなくなります。
更に、開業の為に使った備品などの費用は経費として計上する事が可能ですから、開業前の準備段階からこれらの帳簿をつける事で、大きく節税をする事ができるのです。
また、時間的に余裕のある開業前から帳簿をつける練習や学習期間にする事ができますから、是非とも開業前から帳簿をつけるクセをつけると良いでしょう。
清算ソフトを使って楽々運用!
スマホアプリの中には、領収書やレシートなどを撮影すると仕分け処理をしてくれるソフトウェアがあります。有料ではあるものの人による手入力で行われるので、機械処理よりも書式や形態に制限があるわけではなく、とても柔軟ですから便利です。
まとめ
冒頭にて取り上げたように面倒だと評判の悪い経理業務ですが、ちょっとした準備やサービスを駆使する事でかなり楽にする事ができそうです。
フランチャイズであっても一度起業からには、事業主として確定申告は必ず行わなければいけません。将来の為にも、経理に悩まされないように開業前に経理とどのように向き合うか考えておく事をオススメします。